仕事とは何か
投稿日時:2014-03-12 12:40:03
仕事というのは、人生の大半の時間を占める重要な事柄だが、“どのように仕事がしたいか”という仕事観を持っている人は意外に少ないのではないだろうか。
就職状況が厳しい今日ではあるが、就活生は仕事とは何か?ということについて、考えてみてもいいのではないかと思う。
そこで、仕事について考えさせられる一つの記事を紹介したい。
【YAHOO!JAPANニュース 中外製薬株式会社 | 企業TOPが語る「仕事とは?」】
中外製薬は1924年に端を発した、日本の大手医薬品メーカーである。勿論、東証一部にも上場していて、世界的に活躍している。
この記事では、そんな大会社の代表取締役社長”小坂達郎”氏が、自分の仕事観について語っている。
同氏は北海道大学の学生時代、農学部にて発酵を研究していたが、就職したのは全く関係のない製薬会社だった。当時も現在と同じく就職難であり、来るもの拒まずの風潮も後押しして、同氏は中外製薬の営業職に就くことになった。
営業は彼にとって始めてことだったが、上司にも恵まれ、やがて営業の楽しさに目覚めていく。その後、本社で新設された国際部に異動し、やがてアメリカのカンザスシティに赴任。赴任後は実学を学びながら、新しい仕事に次々とチャレンジしていった。
同氏はこうした経歴を振り返って、いい上司と良き運、そして努力が今の自分を作り上げたと語っている。
現代の風潮では考えにくいことかもしれないが、企業や上司が与えた”仕事”という機会が、同氏をここまで育てたのだ。
これから就職しようと考えている人は、こうした意見を参考に自分の仕事観を見直して、それから、どの会社でどのように勤めるかを考えてみるといいだろう。